今日8/9は長崎に原爆が落とされた日です。学生時代この時期は当然ながら夏休み中なのですが、8/9は毎年登校日となっていたため学校に登校し、原爆が落とされた時間である11時2分には黙祷を捧げていました。全国的には原爆の日と言えば8/6で舞台は広島だと思いますが、私個人としては毎年8/9になると、「今日は原爆の日だな」と思い出し、実家である長崎に思いを馳せることがあります。
長崎にはコロナ後は一度も帰れていないのですが、新幹線開業とともに長崎駅前の再開発が以前にも増して進んでいるという話を聞いています。コロナ前は仕事や実家への帰省で1年に1回程度は長崎に行っていたので、帰る度に長崎駅前が自分が知っている風景と変わっていくのを見ながら、寂しさを覚えると同時に、長崎がより発展していくという観点からは喜ばしいことなんだろうなーという複雑な感情を抱いていました。私は他の長崎県出身者と比較して郷土愛が強いとは全く思わないのですが、それでも生まれてから高校卒業まで18年過ごした故郷にはそれなりに愛着があり、高校野球やサッカー、ラグビーなどはいまだに長崎県代表の結果が気になってついチェックしてしまいます。
ちなみに弊社のHPのトップページは長崎と東京の夜景の写真なのですが、そもそも長崎の夜景をトップページにしているのは、小さい頃から何気なく見ていた長崎の夜景が、実は他県から見ると「100万ドルの夜景」と言われて非常に価値があるものとされていることを知り、中堅中小企業の中にも長崎の夜景のように、自社では当たり前と思っているものでも社外から見ると非常に高い価値があるものがあるのではないか、常にそのような視点を忘れずに中堅中小企業と対峙していきたい、という思いを込めているためです。
これからいくら東京や他の場所で生活する期間が長くなったとしても、実家の近くから見える夜景を見た時の「帰ってきたなー」という感情は、他の場所では味わえないものだと思います。特に意識しているわけではないのですが、8/9は長崎のことを思い出して感傷に浸ることが多いです。
あとはもう二度と悲惨な戦争が起こらないでほしい、自分の子供にも平和な暮らしを続けてほしい、と強く思います。国際社会が色々と物騒な状態になっている中、自分が何もできず政治家や役人の方々に任せざるをえないのは悔しい限りですが、ぜひ色々な状況をシミュレーションして、この平和な世の中を維持できる枠組みを作り上げてほしいと強く願っています。