私は大学の時にフィールドホッケーというマイナースポーツをやっていました。実は弊社のロゴの三本柱のスティックは、フィールドホッケーのスティックをイメージしています。その部活の後輩が関東リーグで優勝したというニュースが届きました。私が優勝したというニュース以上に感心したのは、「初戦に負けたにも関わらずそこから挽回して優勝した」という点です。
ホッケーの関東リーグは8チームで行われ、AプールとBプール4チームずつが総当たり戦で予選リーグを行い、各グループ上位2チームが準決勝に進出、Aプール1位対Bプール2位・Aプール2位対Bプール1位で準決勝を行い、勝った方が決勝に進むという流れです。我が母校はプール戦の初戦で敗れたものの、その後2戦勝利してプール2位で準決勝に進み、準決勝に勝利して決勝ではプール戦で敗れた相手と再戦して勝利し、見事優勝を勝ち取ったとのことでした。
サッカーのW杯のグループリーグも4チーム中2チームが決勝トーナメントに進みますが、日本代表を見てもわかる通り、初戦で負けた場合そこからリカバリーするのは容易ではないと思います。2010年の南アフリカW杯でスペインがグループリーグ初戦負けから勝ち上がって優勝したと記憶していますが、相当力のあるチームでないと挽回することは難しいので、それを競技もレベルも違うとはいえ後輩がやってのけたことはすごいことだと思いますし、OBとして誇りに思います。
一方私は、「諦めが早い」「見切りが早い」とよく言われます。後輩のリバウンドメンタリティーを見習って、逆境を跳ね返す力を身に付けるべく、まずは優勝した後輩の経験談のヒアリングから始めたいと思います。